リズム補正で違和感のないグルーヴを手に入れる。

リズム補正依頼

未熟に聴こえてしまう演奏を飛躍的に改善!

不安定なノリを改善へ

リズム補正はピッチ補正と並ぶ修正作業の内の一つで、ピッチ補正と同じく演奏の良し悪しに大きく影響を及ぼします。聴いていて心地の悪いタイミングのズレが数多くあると、オーディエンスは違和感を感じ、演奏技術が未熟な印象を与えます。リズムは音楽を構成する上での重要な要素の一つですので、タイミングの具合は作品のクオリティを左右することになります。

そのようなことから、予算の許す限りはピッチやリズムの補正にも制作費用を充てることが望ましいと思います。オーディオの状態にもよりますが、ズレの目立つ箇所をいくつかピックアップして修正するだけでも随分違ってきます。これらの補正作業はレコーディングやミックスダウンと比較すると地味な工程ではありますが、確実に作品の印象に関わってきますので、音源制作にあたっては一考する必要があります。

音質ロスは最小限に

当スタジオでは基本的にピッチ補正の前に処理を行っております。ピッチ補正はミックスダウンの前に行いますので、従いまして順序としてはリズム補正→ピッチ補正→ミックスダウンのような流れになります。またこの段階で不要なノイズをカットしたり、必要に応じて音質調整を行います。

ニ通りの処理手段

タイミングの補正としては、オーディオ波形をはさみツールでカットして移動する方法と、タイムストレッチ(波形の伸縮)を使って波形を変化させる方法がありますが、極力波形の移動で問題のないところはそれで対処し、難しい箇所はタイムストレッチで処理を施します。これは、ピッチ補正では直接波形に処理を施さなければならないが故、聴いて分からない範囲であっても、少なからず音質や内容に変化を及ぼすので、それまでに極力ロスを防ぐためです。単純な波形の移動では、波形そのものに音質的な影響は全くありませんので、極力この手法で対処するのはそのためです。

タイムストレッチが必要なケース

上記のように極力波形の移動が望ましいのですが、処理対象の楽器や演奏技法によってはタイムストレッチをせざるを得ない場合もあります。具体的には一音一音の間の無音部分の有無で、無音部分があれば単純にカットして移動ができるのでそれだけで済みますが、そのような箇所が少ないとタイムストレッチによる処置に頼らざるを得ない場面が出てくることがあります。

例えばギターを一例に挙げてみますと、ブラッシングを絡めたようなチャカチャカ歯切れの良いカッティングによる演奏は一音一音の間の無音部分が多いですが、パワーコードなどでジャカジャカ継続的に鳴っているような演奏はそれが少なくなります。

Travelling Artist

制作料金

メインパート 10,000
サブパート 5,000

各1トラックあたりの料金になります。
ボーカルユニットなどメインパートが複数ある場合で休み部分を多く含む場合は、その割合を見て割引します。

こんなお悩みにお応えします。

MIDIの一部を生演奏に差し替えたので調整したい…

ギターやボーカルなど、打ち込みでは再現が難しい楽器を生演奏に差し替えることはよくあるケースです。レコーディングにあたって、演奏技量が高く初めからオケとバッチリ嵌って問題がなければ良いですが、とりわけオケのリズムがベタ打ちに近いタイトな音源の場合、生演奏の揺れが目立って浮いて聴こえたりします。しっかり生演奏以外のグルーヴと噛み合っていないと違和感があったり、かっこ良くありませんので、やはりタイミングの調整をする必要が出てきます。

MTRでレコーディングしたものの編集ができない…

最近のMTRは補正機能を搭載したモデルも販売されていたりしますが、やはり細かな編集には適していなかったりします。勿論、補正機能が搭載されてない場合はそもそも編集自体できません。

MTRはすぐにレコーディングができて手軽に扱えることなどのメリットがありますが、反面波形編集ができなかったり、可能だったとしても煩わしさがあったり、作業効率を考えても編集はPC上のDAWでの作業が妥当だと思います。

MTRでの収録後に波形編集でお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。

演奏技量が足りずリズムの悪さをカバーしたい…

優れた演奏とは決してピッチやリズムの正確さだけではありませんが、それでも良い演奏をするためにこれらは避けて通れない程重要な要素です。レコーディングでズレてしまったタイミングを波形編集するだけでプロの演奏になることはありませんが、全く編集をしないよりは聴きやすい状態になります。

演奏技量の不足を修正処理で補うことには賛否がありますが、当スタジオとしては必要であるならば躊躇せず編集を行うべきだと考えます。オーディエンスには制作側の都合は関係ありませんので、きちんとしたものを聴いて貰うために、やはり可能な限りは手を入れ最善に持っていくことは制作側の姿勢として大切だと思います。

by イマジナリースタジオ